火雷噬ごう
(からいぜいごう)
〜 障害物を除去し、後で亭通をうる時、噛み砕く時 〜

                   − 阻むものは罰せられる 〜
                               人の恋路を邪魔する奴は、馬に蹴られて死んじまえ −







 卦辞: 亨。利用獄。(ぜいごうはとおる。うつたえをもちいてよろし。)

 キーワード:口の中に物が挟まる、障害、妨害、邪魔者、叱り叱られる、闘争、刑罰、夫婦争いの意、人囚獄にある象、合同 など

 解説&運勢: この卦は、四爻の一陽を異物として、口の中に固いものが挟まっている象です。この一陽が、障害、悩みの種で、
          邪魔者、阻むものであり、栄養ではないのです。 この障害を噛み砕き、上下が噛み合えば亭通することを
          表しています。それと同様に、社会の障害となる悪人は刑罰により思い切って除去しなければなりません。(利用獄)
          剛に過ぎることなく、裁く者として適格ということを表しいます。 運勢的にこの卦の時は、骨が折れる時ですが、既に
          手をつけたことは克服しましょう。新規なことは控えましょう。夫婦間に何かトラブルがおきやすい時でも
          ありますので、思いやりを大切に。食べる事には困らない時です。 刑罰を受けることもありますので
          気をつけましょう。 商売の卦ともされています。


     ☆初爻 − 爻辞:履校滅趾。 无咎。 (こうをはきてあしをやぶる。とがなし。)

             解説&運勢: 「校」は足かせの事です。 「足かせをして動けなくする程度で問題はない」。
                      小者ですからちょっと懲らしめれば効果があります。罪人ですが、年若く、初犯であって
                      大罪人ではありません。
                      運勢的には、今考えている事は思い留まった方が無難な時。 思い通りには行き難い時です。 
                      実行に移すのはもう少し先が良いでしょう。(小凶)

     ☆二爻 − 爻辞:噬膚滅鼻。无咎。 (はだえをかみてはなをやぶる。とがなし。)  

              解説&運勢:「肌に噛みつき、鼻に傷をつける程度で問題はない」。この爻は、罪人ではなく裁く側。
                      相手はかなり手強いです。用心して下さい。 隙を見せない事です。 運勢的には
                      簡単に片付かない厄介な問題に直面する時ですので、安易に考えると失敗します。(中吉)


     ☆三爻 − 爻辞:噬せき肉遇毒。小吝 。无咎。 (せきにくをかみてどくにあう。すこしくりん。とがなし。)

             解説&運勢:「干し肉を噛んで毒に当たります。少し傷んでいたが問題はない」。この爻も罪人ではなく
                     裁く側。敵は強か者で、抵抗され大いにてこずります。それはあたかも
                     日に乾燥させた肉を噛んでその毒にあたるような、カッコ悪いことですが、裁く側の職務を
                     遂行した上でのことなので咎められることはないのです。 運勢的にはまた、力不足。何事も
                     得るものなく報いもない時。手におえない事は無理に実行しないように。(小凶)

     ☆四爻 − 爻辞:噬し乾得金矢。利艱貞。吉。(かんしをかみてきんしをう。かんていによろし。きち。)

             解説&運勢:「骨付きの肉から金の矢が出てきた。苦しみに耐え貞正であれば吉」。苦労の甲斐があり、
                     この爻は司法大臣で、その裁く罪人も重罪人でありますが、その罪人も罪を白状し、
                     罪状が明らかとなって公正なる断を下しました。それはあたかも乾し肉を噛んだ肉の中から
                     金の矢じりが出てきたようなもの。運勢的には素晴らしい成果が得られます。 頑張り時です。(大吉)

     ☆五爻 − 爻辞:乾肉得黄金。貞危。无咎。(かんにくをかみておうごんをう。ただしけれどもあやうし。とがなし。)

             解説&運勢:「干し肉を噛んでいたら黄金がでた。貞正にしていても歯が欠けるような危険が
                     あります。しかし、問題はありません」。 天子自ら裁判に当たるところ。それによって罪人は
                     心服し、裁判は順調に進展。それはあたかもあまり堅くない乾し肉を噛んで黄金の矢じりを
                     得たようなもの。 しかし、天子の身を以って重罪人を裁くということは重大なので、その
                     刑罰が正しいか如何かを危ぶみ、慎重に成すべきで、そうすることによって咎めがないのです。
                     運勢的には少々の危険は伴いますが、誠意をもってやり抜く事で予期せぬ利益を得られます。(吉)

     ☆上爻 − 爻辞:何校滅耳。凶。(こうをにないみみをやぶる。きょう。)

             解説&運勢:「首かせをはめられて耳を傷める。凶」。この爻は、悪事を積み重ねた重罪犯です。
                     しかも奢り高ぶり正道を破った者ですから重罰を受けるのです。運勢的には突然窮地に
                     追い込まれる時です。考え方に問題がありそうです。冷静に見つめ直し、改めましょう。
                     無理に進もうとしないで時を待ちましょう。(大凶)


  人の恋路を邪魔する奴は、馬に蹴られて死んじまえ・・・という言葉を最初に書かせて頂きましたが、この卦を見て
真っ先に思いつくのがこの言葉なんですよね。^^ どんなことでも順調に進んでいくと、不思議と必ず無粋な邪魔者が
入ってきたりして妨害はつきものです。 せっかく気分良く進んでいる時に邪魔されるのは哀しいことですが、それでも
へこまず毅然とした態度でいる事が大切です。 少々邪魔が入ったくらいで素晴らしい夢を潰してしまう事ほど勿体無い事
はありませんから。妨害はその都度冷静に紛砕、処理しましょう。問題や妨害を無理に飲みこもうとせず、そのまま
放置するでもなく、充分咀嚼し、我が身も振り返り反省しつつ処理して行きましょうと、この卦は語っています。 
悪意や批判、皮肉、敵意、憎悪といった、心の毒から身を遠ざけましょう。 皮肉はその人を小さく見せ、怒りはその人の
弱さを感じさせます。 笑いは周囲に豊かな印象を与えるものです。 人生、笑った者勝ちですものね。^^ 


















 

山火賁(さんかひ) 〜 見栄を捨てた内面の美しさ、自然の美 〜

         − 虚飾を排す。 飾りたいか如何かより、似合うか如何かが要。
                            己を知り飾ることによって本質を明らかにする人が真のお洒落さん。−








 卦辞:賁。亨。小利有攸往。(ひはとおる。すこしくいくところあるによろし。)

 キーワード:飾る、装飾、見栄体裁、芸術、美術、芸能、虚栄、内実乏しい、見かけと実態が違う、近視、人の話は飾られているので
         割り引いて聴く、宣伝、PR、広告、詐欺、甘言 など

 解説&運勢:この卦は飾るという卦です。日没寸前、高い山の姿が夕映えで美しい様。また、離の美を止める象でもあります。
         しかし、これから暮れ行く没落寸前の夕日ですから、美しいですがその力は弱いのです。文明が進むと頽廃美が好まれる
         ようになるもので、やがて素朴な美しさを失うことにもなってしまいます。また、美は、虚栄心に任せ競い合うものでも
         必要以上にケバケバしく虚飾するものでもない筈。本質を生かす飾り方こそが第一で、飾っていることを感じさせない
         さりげない装いが大切だと説いています。 今の時代でも、お洒落な人は自分を良く知り、美しい見せ方を心得て
         いるものですよね。 そういうお洒落な人に対抗しようとお金にものをいわせ必要以上に飾り立て過ぎたり、また、
         自分に似合うか如何かを良く考えずお洒落な人の真似をしたところで、似合う筈がないですものね。 大切なのは、
         内面の美的センスを磨くことなのではないでしょうか。
         さて、運勢的にはこの卦の如く、虚栄に走り、困苦を招きやすい時ですから、飾りすぎてメッキが剥がれぬよう、
         注意しましょう。 火難に注意を要する時です。 


     ☆初爻 − 爻辞:賁其趾。舎車而徒。(そのあしをかざる。くるまをすててかちす。)  

             解説&運勢:「足を飾る程度です。格好の良い車などには乗らず、歩いていきましょう」。
                     確実に、本来持っている物を活かして進みましょう。 業者からの接待や賄賂の誘惑に
                     はくれぐれも乗らない事です。本分を活かしていくことが良い時です。(小吉)

     ☆二爻 − 爻辞:賁其須。(そのひげをかざる)  

             解説&運勢:「須」はひげの事です。「自然に生えるあごひげを飾るだけなら良い」。
                     見かけは立派でも内容が伴っていません。 体裁だけで中身の乏しい時。
                     交渉など、無理な話しには乗らない事です。自ら動く力はないので縁の下の力持ちに
                     徹して無難。(中吉)

     ☆三爻 − 爻辞:賁如。濡如。永貞吉。(ひじょじゅじょえいていにしてきち)

             解説&運勢:「美しく、瑞々しく飾り立てた姿です。このままいつまでも貞正にしていれば吉です」。
                     潤いがあり、美しさに満ちてはいますが、飾りが多くて実態が掴み難い時。
                     悩みの為に飾るともみます。(二、三、四爻) 個人的にマリリンモンローを思い出す爻です。(中吉)
                     
     ☆四爻 − 爻辞:賁如。じゅ如。白馬翰如。匪冦婚媾。(ひじょじゅじょはくばかんじょ。あだするにあらずこんこうせんとす。)

             解説&運勢:「白馬に乗った馬がやって来る。敵ではなく求婚しにきたようだ」。 飾り気のない
                     人(初九)からの援助が受けられそうです。そのお陰で悩みは克服できます。(小吉)

     ☆五爻 − 爻辞:賁于丘園。はく箋箋。 吝終吉。(きゅうえんをかざる。そくはつせんせんりんなれどもついにきち。)

             解説&運勢:「丘や畑を質素に飾る程度なら良い。時に非難されることもありますが、最終的には吉」。
                     質素を心がけ無駄を省く時。その努力が後で良い成果を出すでしょう。 飾ることはやめて無難。(小吉)

     ☆上爻 − 爻辞:白貰。无咎。(しろくかざる。とがなし。)  

             解説&運勢:「白く飾ります。問題はありません」。結局は白が一番美しい色だということを悟る時。
                     最高の美しさを追い求めた時、最後に行き着く所は質素で飾らぬ自然な姿。 色々飾り立て
                     纏うよりも裸が一番美しくセクシー。(ノーメイクになるのは勇気が要りますが・・・って裸もか。^^;
                     個人的には裸よりノーメイクになれと言われる方が勇気いるなぁ・・・って、何のこっちゃ!)
                     兎に角、見栄を捨て、精神的な喜びを得る時です。(中吉)


  この卦では、白が究極の素の色と表しています。確かに彩や飾りの極めた色なのでしょう。易経からは少し離れてしまい
ますが、よく、雑誌等で「白いシャツを着こなすことがお洒落の基本」とか「白いシャツを着こなせるのがイイ女」というタイトル
を目にします。 しかし、「白いシャツが着こなせますか?」と聞かれたら、私の場合、答えは「No!」です。だって白って本当に
難しい色だと思うもの。 天使のように清純な雰囲気かと思えば、白い毛皮に白い帽子、白いリムジンから出てくる昔の
ハリウッド女優のような、ケバい印象さえありますから。 素材によってはリッチにみえたりみすぼらしく見えたり。極端な
イメージの幅を持つ色なのですね。・・・やっぱり白を堂々と着こなせる方というのは、外見は勿論のこと内面的にも充分美しく
磨き上げた究極の女だけなのでしょうか・・・・・? それにしても、この卦を得るたび、白の難しさを思う占い師は私くらいな
ものかもしれませんね。(笑)








     








 

山地剥(さんちはく) 〜 崩壊寸前の危機の時 〜

                   − ブルータスよ、お前もか!!!  〜  忍び寄る危機 −






 卦辞:剥。不利有攸往。(はくは、いくところあるによろしからず。)

 キーワード:消長卦、一陽五陰の卦、不安定、剥れる、老衰、雪崩、協力者たったひとり、孤独、孤高、氾濫、ストライキ、最後の切り札 など

 解説&運勢:「剥」は追剥ぎの剥で、剥ぎ取ることです。 この卦は全体を圧縮すると山になり、上が山崩れを起こし
          下まで落ちていく姿をあらわします。 一番上の陽爻の悲鳴が聞こえてきそうです。この卦の時は、
          崩壊寸前で足元がとても不安定な時です。全て崩れ去ってしまうような危険がそこまで近づいています。
          前の卦の賁は飾りで、文飾によってものが通達しても結局は尽きて行き詰ることを表していましたが、
          行き詰り、廃れた姿がこの剥の卦です。 勢いや活力がなく、脆さがあり、老化現象した山ともみます。
          この時には最低限、自分の立場を守り何事も進めない事です。様々な災難や転落の危機の時ですから、
          充分注意を怠らない事です。バブルが弾けた頃を彷彿とさせるような、なんとも物悲しい卦です。


     ☆初爻 − 爻辞:剥牀以足。蔑貞凶。(しょうをおとすにあしをもってす。ていをほろぼせばきょう。)

             解説&運勢:「ベッドの脚が折れ、崩れます。貞正を失ってしまうと凶」。足元が揺らぎ始める不安定
                     な時です。 進み方に問題のある時。冷静に改めましょう。 目下や周囲の者が剥そうと
                     寄って来る時。横領、乗っ取り、寝るところが脅かされるで住宅関係にも用心。(大凶)

     ☆二爻 − 爻辞:剥牀以弁。蔑貞凶。(しょうをおとすにべんをもってす。ていをほろぼせばきょう)

             解説&運勢:「ベッドの脚の付け根が崩れてしまいます。貞正を失うと凶」。どんどん足元が揺らぎ崩れる
                     時です。 早く災難を避ける方法を考えなければあっという間に崩壊します。 忠告して
                     くれる人がなかなか居ない時。内部の障害を冷静に対処しましょう。(大凶)

     ☆三爻 − 爻辞:剥之无咎。(これをはくすとがなし。)

             解説&運勢: 「ベッドの本体が崩れますが問題はありません」。たとえ一人になったとしても正道を
                      守りましょう。悪い仲間とは縁を切りましょう。人の話に乗らないことです。(小吉)

     ☆四爻 − 爻辞:剥牀以膚。凶。(しょうをおとすにはだえをもってす。きょう。)

             解説&運勢:「ベッドが崩れて人の上にまで危険が及ぶ時です。凶」。貴方自身にこの上なく恐ろしい
                     危険が迫っている時です。今は身一つで大至急退散しましょう。 急いで!(大凶)

     ☆五爻 − 爻辞:貫魚。以宮人籠。无不利。(うおをつらぬく。きゅうじんのちょうをもってす。よろしからざるなし。)

             解説&運勢: 「魚の目刺のように女官を従え、君の籠愛を受けるのならば良い時」。災いの中の
                     一休み。貴方の従順さが愛され、上から引き立てを受ける時です。 妥協策を考えましょう。
                     上から引き立てられる分、周囲から妬み誹りが起きやすい時でもあります。(中吉)

     ☆上爻 − 爻辞:碩果不食。君子得興。 小人剥廬。(せきかくらわれず。くんしよをえ。しょうじんろをおとす。)  

             解説&運勢:「たった一つだけ残った大きな果物を誰も食べる事はできません。」木の上の枝に固い
                     木の実がぽつんとひとつ、残った様子。しかし、短小な陰の小人には力が及ばず届きません。
                     なので誰にも食べられないのです。この一陽が残っていればいずれ地上に落ち、やがて
                     それが芽を出し(次卦@一陽来復)、大木となるのであって、決してすぐれた陽は尽きる
                     ところがないのです。 運勢的には災いが去り、新しい状態に移り変わる時です。 
                     実力のある人でしたら、やっと日の目を見る時が来ました。 無理せず、再起の準備を
                     はかりましょう。(小吉)

   
  この卦は前の夫と籍を入れ、最初に夫婦の壁にぶち当たった時に得ました。(汗)  きっと、その時、謙虚に関係修復の
為の努力の欠如を悟っていれば、もしかすると崩壊までには至らなかったかもしれません。 愛のバランスが崩れる時、
訪れるのはカップルの崩壊・・・死です。 出会った頃と変わらぬ温かい愛をキープするには、一本の細い綱の上を渡るよう
常にお互いがバランスを取り合う努力を怠ってはいけないのですよね。どちらか一人が怠けてバランスを失ってしまうと、
もうひとりが必死に頑張ったところであっけなく関係は崩れ、終わりが来てしまうものです・・・。
卦の配列とは本当に面白く出来ているもので、前の夫との崩壊後、次に来る卦はなんと再婚の卦、一陽来復の地雷復に
なるのですよね。 なんだか私の人生を全て易経に見透かされているような、なんとも妙な気分になってしまいます。 















 

地雷復(ちらいふく) 〜 戻る時、同じ事を繰り返し、復帰する時、人生の転機 〜

                     − 一陽来復 〜 生生、之を易と謂う −






 卦辞:復。亨。出入无疾。朋来无咎。反復其道。七日来復。利有攸往。(ふくはとおる。しゅつにゅうやまいなく、
     ともきたるにとがなし。はんぷくのそのみち、しちじつにしてらいふくす。いくところあるによろし)

 キーワード:消長卦、一陽五陰の卦、再来、再婚、回復、再建、修復、循環、上り進む、希望の芽、転機、復縁 など

 解説&運勢:復の卦は、元に復するですとか、同じ事を繰り返すという卦です。 この卦は乾為天の陽が、下から次々と陰に
         剥がされ、山地剥となり、坤為地になり、再び初爻に陽が復したものとみます。その一陽はようやく長じて盛んに
         なる勢いがあります。 しかも、この卦は理に順じて動くという徳があります。 運勢は徐々に盛運に向かうと
         いえますが、いまは、盛運に向こうか、元に逆戻りするのかの大事な時です。 せっかく芽生えた陽気が衰えない
         よう、そっと運気を見守りましょう。


     ☆初爻 − 爻辞:不遠復。无祓悔。元吉。 (とおからずしてかえる。くいにいたるなし。おおいにきち。)

             解説&運勢:「正しい道から反れたとしても、遠からぬうちに帰ってくるので後悔はありません。
                     大いに吉の時です」。剥の上九陽爻が、外に往くことなくすぐに初爻に復ってきたので、
                     遠からずして帰った爻。心の正邪、人が過失をおかした時の正道に復ることを表して
                     いる爻なのです。 この一陽を守るため、努力しましょう。(大吉)

     ☆二爻 − 爻辞:休復。吉。 (よくかえる。きち。)

             解説&運勢:「良く正しい道に帰るという事で吉」。おかし易い過ちを避けることができ、良く正しい道に
                     初九の助力で帰れます。大震の卦ですからこれまで運気が滞っていた人は発展の可能性が
                     大いに期待できそう。(大吉)

     ☆三爻 − 爻辞:頻復。危无咎。 (しきりにかえる。あやふけれどもとがなし。)

             解説&運勢: 「しきりに帰る時。危なっかしいけど問題はありません」。度々迷いが生じ、意志が弱く、
                     動揺してしまいがちですが、本道に復るので災いは受けません。 焦らず迷わず、本業を
                     しっかりやりましょう。(小吉)
                     
     ☆四爻 − 爻辞:中行独復。(ちゅうこうひとりかえる。)

             解説&運勢: 「正しい道に独りで帰る時」。悪い仲間から抜け出し、独りで我が道を帰る時です。
                      進みすぎると失敗する時。(中吉)

     ☆五爻 − 爻辞:敦復。无悔。(かえるにあつし。くいなし。)

             解説&運勢:「篤実なる心をもって帰る時。悔いはありません」。自ら反省し、復る時。人に頼らず自身の
                     誠をもって対処しましょう。何事も誠意を持って。 帰ることで悦びがある場合は吉、反対に、
                     帰ることで問題がおきそうな場合はNG。 (小吉)

     ☆上爻 − 爻辞:迷復。凶。有災せい。用行師終有大敗。以其國君凶。至于十年不克征。(かえるにまよう。きょう。
                 さいせいあり。もってしをやればついにたいはいあり。そのこっくんをもってするもきょう。じゅうねんに
                 いたるもせいするあたわず。)

             解説&運勢: 「帰る道を迷い失います。凶」。正しい道に立ちかえるべき時に、天道に背いて自分の過ちを改めず
                      にいた事の当然の報いを受ける時です。自業自得。厳しいですが、大きな事を無理に行えば
                      10年は不運が続きます。己を省みず災い招く時ですから、身の程を弁え挑発的言動に注意
                      しましょう。万事凶運なので、人災天災に用心。(大凶)


  前の卦の剥が一転し、復になります。一陽来復。 易は窮まる所がありません。 万物自然を見ると、秋から冬を迎え、
木の葉は皆、剥落します。 木落ち、水尽き、千崖枯るという景色になりますが、春を迎えると再び下から青草が萌え出し、
木の芽が出ます。賁、剥すれば復です。物は尽きてしまった状態に終わるものではなく、必ず復活するものです。
例えば私にとって、前の剥が結婚生活が剥れ、離婚の兆しの卦だった流れで、今度の復は再婚の卦です。 前の夫との
離婚後、この卦を得ましたので、復縁の意味も含むこの卦を得たということはもしかして前の夫と復活?寄りが戻るってこと?
あんな酷い別れ方をしたというのに、まさかねぇ・・・などと、困惑していましたが、今の夫との出会いを暗示していたのですね。
あの時は焦りました。(笑)復はまさに私の人生の転機を教えてくれた印象に残る卦の一つです。