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| 坎爲水(かんいすい) | 〜 苦難多き時、水また水、泣きっ面に蜂、一難去ってまた一難 〜 − 習練を重ね己を鍛え力を養う − |
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卦辞: 習坎。有孚。維心亨。行有尚。(しゅうかんは。まことあり。これこころとおる。いきてたつとばるるあり。) |
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| 離爲火(りいか) | 〜 灼熱の太陽、纏いつく炎 〜 − 美しきアバンチュール − |
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卦辞:離。利貞。亨。畜牝牛吉。 (りはていによろし。とおる。ひんぎゅうをやしなえばきち。)
キーワード:飛び火、火事、燃え上がる、悪事露見、外見華美、目立つ、二心ある象、色情問題、自己顕示、明るい、文芸美術に吉 など 解説&運勢:離とは、くっつき、そしてはなれるということです。離別、離散の離れる意と共に、附く、着くの意と、日、炎上する 炎の性質から卦、爻、のことばがかけられているのです。 上卦下卦共に離火で炎上の性質がありますが、 火はなにものかにつき従うことではじめて炎上し、火としての特性を発揮します。私達のことにたとえますと、 何につき従うかによって、吉凶わかれるものですから、感情任せ、自由奔放に付き従うことなく、冷静且つ慎重に 正に従うこと(牝牛のように)亨通するのです。この卦の時は、感情的になりやすく、見こみ違いを起こしやすい時です。 文書、印鑑の取り扱い、火難に注意を払いましょう。 また、火が飛び移るように変りやすい気持ちも表れますから 気をつけましょう。恋も熱しやすく冷めやすいものになります。 ☆初爻 − 爻辞:履錯然。敬之无咎。(ふむことさくぜんたり。これをけいすればとがなし。) 解説&運勢:「錯然」は紛らわしいことです。「足元がふらついてます。慎重に事を行えば問題は ありません」。見通しが悪く足元がふらつくので注意が必要です。最初が肝心ですの でしっかりと丁寧に。何かを始めるには時尚早。 恋はお互いの良い面しか見せ合えず 美しい思い出として終わりそう・・・。(小吉) ☆二爻 − 爻辞:黄離。元吉。 (こうりげんきち。) 解説&運勢:「黄金の太陽が輝き、大いに吉です」。今、まさに時を得てあなたの知性が冴え、実力を発揮 できる時です。財運にも恵まれます。ただし、慎重さを忘れずに。人を立てることを忘れずに。 恋は理想的な出会いに。アバンチュールのつもりがプロポーズまで進みそう。(大吉) ☆三爻 − 爻辞:日昃之離。不鼓缶而歌。則大耋之嗟。凶。(ひかたむくのり。ふをうちてうたわず。 すなわちたいてつのなげきあり。きょう。) 解説&運勢:「日が傾くように人生も夕暮れの時。宴会で徳利を叩くだけで一緒に歌おうとしません。 老人が晩年を嘆く様のようです。凶」 早く見切りをつける時です。自分だけのけ者に されないようにしましょう。恋は潮時。醜く足掻かず美しい別れを決める時。(中凶) ☆四爻 − 爻辞:突如其來如。焚如。死如。棄如。(とつじょそれらいじょ。ふんじょしじょきじょ。) 解説&運勢:「突然やってきます。焼かれ、殺され、捨てられるような恐ろしいことです」危険が いっぱいで、思わぬ災難を被る時です。守りに徹しましょう。 火事に注意。 恋は自業自得で修羅場を迎えることに。アバンチュールを楽しむには相手の心を いたずらに玩ばない配慮が必要です。 終わらせたい時は自分が振られるよう仕向ける ことが大切。(大凶) ☆五爻 − 爻辞:出涕沱若。戚嗟若。吉。(なみだをいだしてだじゃく。いたみてさじゃく。きち。) 解説&運勢:「涙が止めど無く流れ心が傷つき、憂い嘆く時です。今は危うい時である事を知って、 身を慎みましょう。そうすれば吉です」。 苦労の多い時ですが、謙虚にふるまえば 通じます。目上の方に助けを求めましょう。恋も、見栄や虚栄、プライドを捨て、 泣いて後悔し、相手に許しを乞えば良い恋愛へ発展の可能性が。(小吉) ☆上爻 − 爻辞:王用出征。有嘉折首。獲匪其醜、无咎。(おうもちいいでてせいす。こうべをくじくをよみするあり。 うることそのたぐいにあらず。とがなし。) 解説&運勢:社長自らが陣頭指揮をとる時です。 強気で進むべき時ですが、目的を達成した後には 寛大な処置を忘れずに。 恋は優柔不断ではNG。賢く美しく熱意を表しましょう。(吉) 離為火は坎為水を裏返した(錯)卦になります。上卦、下卦とも火になり、火は何かについて初めて炎上し、火としての 特性を発揮します。 ・・・離の卦で個人的に私が連想するのは『行きずりの恋』かな。。 恋愛未満の恋。 そんな熱しやすく 醒めやすい恋は、家に戻れば夢から一気に醒めたように現実に戻ったとしても、夢を見ないよりは見た方が人生豊かに なるものです。 ただ、心と体を傷つけるような恋はしない方が良いですよね。 日本国内ならともかく、外国は私達の常識や 理解を超えている場合もありますから。 旅先の恋はなどとあらためて言うべきではないのかもしれませんが、女性なら 神経質過ぎるほど、自分の身を守るということを大前提にしなければなりません。 また、旅の途上で出逢った人とは、 その旅の間だけの二人であることも、いずれ知る事になります。 もしかすると、きっと区切られた時間だからこそ、 どうしようもなく惹かれ、熱く身を焦がすような恋になるのかもしれませんね。 旅先で恋をしたら、安全第一に、素敵な 想い出になるような恋がしたいものです・・・・ ☆ |
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| 沢山咸(たくざんかん) | 〜感化、感応、求愛、官能 〜 − 美しきエロスの世界 〜 鶯吟じ鳳舞う − |
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卦辞:咸。亨。利貞。取女吉。(かんは、とおる。ていによろし。おんなをとるにきつなり。) キーワード:三陰三陽の卦、恋愛の卦、色情問題、以心伝心、相助ける、感激、心酔、速やか、妊娠 など 解説&運勢:「咸」は、感じるという意味です。この卦は若い女性(上卦)と若い男性(下卦)が互いに感じ合い、相通じている姿 を表しています。「咸」は何故「感」ではないのかといいますと、無我夢中、無心に愛を求めるからなのです。心が つくとそこには冷静な損得計算がついてきます。(山沢損のように) 男性は女性の足下にひざまづき、 変わらぬ愛(艮)を誓い、女性はそれを悦んで受けている姿に見えます。 これが男女の正しいあり方で、 昔も今も一緒ですよね。 プロポーズするまでは、男性は女性にひざまづき、気に入られようと努力しますが、 結婚するといつのまにか立場が逆転してしまうもので、結婚後、若しくはお付き合いが始まって暫くすると 安心しきって例えばメールの返信が来なくなったりだんだん態度が偉そうになってきたなどと、男性の変貌に 嘆く女性も少なくないのではと思います・・・と、この件につきましては次の恒の卦でゆっくりと。^^ さて、咸は恋愛の卦、または陰陽男女感じ楽しむ世界ですから官能的なセックスの卦ともいわれ、相手の 感じ方や反応の程度を人体の部位を用い各爻で説明しています。直感に任せて速やかに事を運ぶのが ポイントの時。特に恋愛は進展する時ですが、理性を失いやすい時でもありますので、いくら恋愛の卦と いいましても恋愛問題には気をつけなければなりません。 誠実に努力している限り、次第に良好を得る時です。 ☆初爻 − 爻辞:咸其拇。(そのぼにかんず。) 解説&運勢:「足の親指に感じます」。気持ちがくすぐられても、まだ焦って動く時ではありません。 折角の期待も期待はずれに終ってしまいます。 足の親指って、個人差はありますが かなり感じる女性は少なくない気がしますが・・・丁寧に愛撫されると嬉しいですよね。。。って 矢張り咸について話すとこういう流れに。^^;(小凶) ☆二爻 − 爻辞:咸其腓。凶居吉。(そのひにかんず。きょう。おればきち。) 解説&運勢: 「ふくらはぎに感じます。動くと凶。動かずにいれば吉です」。誘惑があっても心を しっかりと持ち、じっとしているのが一番の時。 動いちゃダメと言われても・・・ふくらはぎを そっと撫でられると・・・ねぇ。^^ (中凶) ☆三爻 − 爻辞:咸其股。執其随。往吝。(そのこにかんず。そのしたがうをとる。ゆけばりん。) 解説&運勢:「股に感じます。色欲に溺れている時です。感じるまま従ってしまう時で、危険が伴います」。 甘い誘惑に乗らず、自分をしっかり保たなければ、後が怖い時。 でも、股に感じちゃってるのに 拒むって、なかなか難しいですよね。 急所をつかれてくすぐられても毅然とした態度が 要?なのですね。かなり厳しいです。(中凶) ☆四爻 − 爻辞:貞吉。悔亡。憧憧往来。朋従朕爾思。(ていきち。くいほろぶ。しょうしょうとしておうらいすれば、 ともなんじのおもいにしたがう。) 解説&運勢: 「貞正にしていれば吉です。悔いはなくなります。しかし、心が感じ、落ち着かずソワソワと 行き来していると、悪い仲間が集まって来やすいので注意」。この爻は心に感じる爻。 つまらないことに心を動かされやすい時です。気持ちをしっかりともって、ガードは固く。 私利私欲は捨て、誠実に。(吉) ☆五爻 − 爻辞:咸其ばい。无悔。(そのばいにかんず。くいなし) 解説&運勢:「背中に感じます。悔いはありません」。あまり感じず、動かず、無関心故、無事を守っています。 。。。と解釈されますが。。。 背中や首筋ってかなり感じる女性、多くないですか? 例えば私なんかの場合は背中首筋は超性感帯ですから愛する人に触れられたら動きたく なって仕方がなくなりますが・・・って、ダメだ、ついこういう話に。^^;(小凶) ☆上爻 − 爻辞:咸其輔頬舌。(そのほきょうぜつにかんず。) 解説&運勢:「輔頬舌」は口のことです。「口に感じる」。口先だけの上手い話に注意する時だと暗示 しています。言動に気を配る時。心で感じなければ、また、心に誠がなければ良くない時。 ・・・しかし・・・ ピロートークはたとえ口先だけの甘い言葉とわかっていても、特に女性に とっては悦楽の余韻に浸れる幸せなひとときなんですよねぇ・・・。(小吉) ・・・もてあそぶように熱い吐息で私を包み、背中を駆け上がる震えで私を驚かせ やがてとてつもない音を立てながら滝のように落ち、お腹に漣を打つ・・・ 小刻みに抓ったり噛んだりと、私に新しい喜びを教えてくれる・・・・ これで全てかと思うと脚にそって羽のように軽いキスをして私をどっきりさせる・・・・ 予想もつかない美味しい技の連続で私を引き付け、一から私を作り変えてゆく・・・・ ・・・え〜と、こちらは、マーシャ・シンガー 「ソフトプレイ・ミー」 からですが、咸の卦を語ると果てしなく熱弁しすぎてしまう傾向が ありますので、マリア的官能の世界@秘密の部屋へリンクさせて頂きます。^^ こちらはアダルトコンテンツになりますので 18歳未満の方はご遠慮頂きたいのですが、本当は全ての卦において、エロス的視点で解説していきたいと 思うところなのです。しかしながらそれにはまだ、才知力量不足でして、また、真剣に解説を始めてしまいますとかな〜りマニアックな 世界になってしまいそうですから、もっと深く易を読み込み、5年後、いえ、10年後でしょうか・・・にはきっと、六十四卦 ひとつひとつをマリア的エロスな読み方で上手く解説できましたらと思っています。 陰陽はマリア的にエロス以外の 何ものにも見えてきませんもので・・・。 |
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| 雷風恒(らいふうこう) | 〜 恒久しく、恒常不変、阿吽の呼吸 〜 − 変化なき幸いなる日常 〜 夫婦の安定した姿 − |
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卦辞:恒。亨。无咎。利貞。利有攸往。(こうは、とおる。とがなし。ていによろし。いくところあるによろし。) キーワード:夫婦の卦、大坎の似象、物が生長する、倦怠、心身動揺、旧事守るに良く新事に不可、分別ある意 など 解説&運勢:雷は風を呼ぶように、雷風は二者が協力し助け合うといえます。二者が協力すること、恒久しくあることで、 この卦は夫婦の卦とされています。 常と恒の違いは常は太陽から出た字で大きくも小さくもならず万世に 渡り変化がありませんが、恒は月のように大きくなったり小さくなったり変化しますが、変化の過程や順序は 一定して変わらないということです。 震の前進が上卦にあって、巽の従うが下卦にあります。前の卦、咸の 若い男女が成長し、結婚して震の大人の夫が外へ働きに、妻が内を守る卦となったのですね。 これが夫婦の あり方、男女が共同して生活していく恒久の道なのです。 夫婦生活は、日常の繰り返しで、決して楽しい ことばかりではなく、悩みや苦労が伴い(大坎の似象)、震も巽も共に気であってカタチのないものだけに 取り締まっていくことが難しく、雷風の波乱(刺激を求め)も起き易いですが、そういった苦労を乗り越えてこそ、 夫婦の絆が固く強くなるものですよね。 運勢的には方針に迷う時ですから、旧事を守って頑張れば次第に 繁盛する時です。 方針を変更する事は控えましょう。 ☆初爻 − 爻辞:浚恒。貞凶。 无攸利。(ふかくつねにす。ただしけれどもきょう。よろしきところなし。) 解説&運勢:結婚してまだ日が浅いのに、夫への要求が多く、宜しくありません。 恒久なことを あまり急いで捜し求めるのは、永続的な不幸をもたらす事になります。焦れば 焦るほど、何も進まなくなってしまいます。何事も、まだ発表する時ではありません。(大凶) ☆二爻 − 爻辞:悔亡。(くいほろぶ) 解説&運勢:筮をしてこの爻をに逢えば、悔いはありません。後悔は消えます。また、誘惑の多い時 ですので旧を守りましょう。(小吉) ☆三爻 − 爻辞:不恒其徳。或承之羞。貞吝。(そのとくをつねにせず。あるいはこれにはぢをすすむ。ただしけれどもりん。) 解説&運勢:信念がぐらつくような不真面目に出会う時。永続的な屈辱となりますので 注意しましょう。他に心を引きずられないように。浮気、不倫に走らぬよう、折角の平和を 乱さぬように。(小凶) ☆四爻 − 爻辞: 田无禽。(かりにきんなし。) 解説&運勢:分外に活動しても無益の時。 迷わず、自分の分限を堅く守りましょう。 夫婦の絆を強める努力を。 (小凶) ☆五爻 − 爻辞:恒其徳、貞婦人吉、夫子凶。(そのとくをつねにす。ただし。ふじんはきち。ふしはきょう。) 解説&運勢:忍耐する信念のある時です。婦人にとって貞を守ることは美徳であり吉。男子は無気力で 頼りなくなりやすい時です。正義を貫きましょう。 女性には良い時です。(小吉) ☆上爻 − 爻辞:振恒。凶。(こうをふるう。きょう。) 解説&運勢:忍耐の状況の中での落ち着きのなさは不幸をもたらすことに。他人の口車に 乗せられやすい時ですから、充分注意を。 恋は新鮮味に欠ける時ですからマンネリ気味 でしたら出会った頃のことを思い出し、思い出の場所へ出かけてみては。(凶) この卦は咸が恋愛から始まり、夫婦となって結ばれ、永遠性、永久性を持つ様を表しています。新婚夫婦も数年経ち、安定 した生活をしていると、雷と風がこの二人に波乱を起こそうとしますが、何事も初心を忘れず一貫性をもって、二人は道を 守っていきますので、影響は無いはずなのです。 咸の卦からは、下経になり、下経はそれまでの上経に比べ、自然的 よりも人間的であり、上経よりも更にまた、感興が豊かになっていきます。 ・・・ああ、それにしても・・・ 耳の痛いお言葉の 数々・・・。 人はどうして初心を忘れてしまうのでしょうか。 平穏な生活が続くと、波乱を求める心が動き、雷と風が サンダーストームのように荒れ狂い、離婚に至るケースも最近では増えています。(自分を含め) 今度こそ、二人の道を 静かに守り、思いやりを忘れず、夫との信頼関係を大切に育てて行きたいと心から強く思っている今日この頃です・・・・。(反省) 先ほど、沢山咸 から 雷風恒 へと題しまして、エッセイの部屋を更新して参りました。^^ |
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