☆ 物に宿る霊 ☆
・・・物にも霊があるように思います。 もしかしたら、自分の想い
が物にぶつかり反射して返ってくるだけなのかもしれませんが、
物はこちらが大切にしていると、心地よさそうにずっと側に居続け
てくれるものです。 でも、いったん他の物に気持ちが行ってしまい、
関心が薄らぐと、目の前から遠ざかっていってしまうのです。
まるで恋人が静かに去っていくかのように・・・・。
私の人生ではこのような不思議な事が幾度かありました。そして
最近でも・・・・。
私は3年ほど前、親友を病気で亡くしました。 一番信頼して
いた彼女をいつまでも側に感じていたくて、なるべく身につけられる
遺品を数点形見として頂きました。 その中に、赤い花柄の
ワンピーがありました。 彼女のお気に入りだったもので、私は
元気がほしい時、ここぞという時などは、そのワンピーを着て、
彼女から力を借りていました。(来週のPTA総会にも着ていくつもり
でいました) しかし残念なことに、3年も経ってしまうと随分生地
がいたんでしまいました。 「・・・もう今年は着られそうにないかも
しれないわ・・・」 ワンピーを手にとり、溜息をついていたのです。
ふとその時友達から電話があり、一緒に春物を見にモールへ行こう
ということになったのです。 ショッピングモールの中をぶらぶら
歩き、春物を探していると・・・なんと私の目の前に、彼女の遺品
である赤い花柄のワンピーとそっくりのワンピーを着たマネキンが
立っていたのです。私はマネキンの前で驚き、立ち尽していると、
「ねえねえ、これ貴方にすごく似合うんじゃない?サイズも合いそう
ね。試着してみなよ!」と、友達がお店の人に声をかけ、その
ワンピーを試着してみました。試着室の鏡に映る私が、亡くなった
彼女と重なり、とても不思議な気分でした。 早速そのワンピーを
購入し、帰宅後改めて着てみる事に。 彼や子供達には大好評。
ワンピーを家族に披露した後、鏡の前で着替えていると・・・・
「マリア、とっても似合うわよ、それ。大切に着てね。」という
懐かしい声が背後から聞えてきました。 ハッと振り向くと、なんと
鏡の中には赤い花柄のワンピーを着た彼女の優しく微笑む姿が
映っていたのです。 私は驚きと懐かしさと胸いっぱいに込上げて
くる様々な感情の中、鏡に近づき彼女の名前を呼びましたが、
そこにはもう、赤い花柄のワンピーを着て目を潤ませた私しか映っ
ていませんでした。・・・昨夜の出来事です・・・。
・・・物にも霊が宿る・・・そう私は確信しました。 何気なく身に
つけている物でも、時が経つと向こうからこちらに近づいてきて、
大切に使って(またはしまっておいて)くれた感謝の気持ちと、
そして沢山の思い出を提供してくれ、心を豊かにしてくれるもの。
・・・・あれ?これって不思議体験の部屋に書いたほうが良かった
のかな?そんなに怖くないからここでも大丈夫だよね?(笑)
・・・というわけで、皆さん、物は大切にしましょうね・・・。
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☆ 女っぽさを磨く ☆
娘の最近のお気に入りはファーや毛糸のフンワリしたポンポン(髪の毛を縛る
飾り)やマフラーで、とうとうポンポンメーカーまで購入し、作らされる日々で・・。
赤やピンクのフワフワポンポンをさっきまで娘と作っていて思ったんだけど、
女って、幾つになっても、甘いもの、可愛いもの大好きだよね。チョコレートなど
味覚的なことは勿論だけど、心を甘く溶かしてくれる要素を持ち合わせている
ものに弱いものね。 娘のフワフワポンポンやマフラーのように、例えば私なら
実用的なコットンやティッシュではなく、フワフワカラフルなコットンボールや
シルクタッチのティッシュとか、ちょっと高いかなぁと迷いつつも手が出てしまう
もの。そんな時、本能的に女特有の触覚が全身をフンワリ満たすものでね。
多分これってきっと、女として生まれた時から刻み込まれた趣味嗜好そのもの
なんじゃないかな。
化粧品なんかでも、フンワリ肌を撫でてくれるような使い心地の柔らかい
パウダーや、キャンディーのように夢のあるパステルカラーの口紅やマニキュア、
上質のまろやかさと優しい使用感の基礎化粧品なども本来インプットされて
いる女の感覚が知らない間に働いて、そういうものを選んでしまう・・・。当然
使用時の心地よさがもたらす癒しの効果も、肌に実感として残るんだよね。
女性が本来持っている、そういった柔らかく優しい感性をどれだけ上手に
引き出し、発揮できるかが、女性らしさのバロメーターなのかもしれないわ。
例えば、また逢いたいな・・・・と思う女性を思い浮かべてみた時、ふと心に
浮かんでくるのは、フンワリ柔らかい表情や明るい笑顔で接してくれる人で、
会話が楽しく弾む人。 とんがった所や気難しさ、張り詰めた雰囲気などとは
全く無縁で、むしろ周囲の人に優しい言葉をかけるといった、さりげない配慮や
温かさのある女性・・・そんな細やかな感性のある人だと思うわ。
そして、もう一つ、また逢いたいなと思う人には嬉しがり屋さんが多いな。
長い人生、若いうちは嬉しかったり喜ぶべきことって多いけど、年を重ねる毎に
諦めは増えつつも心から嬉しくなれることって減るものね。で、いつのまにか
笑顔を忘れ、口角が下がり、への字に・・・なんて恐ろしいことにならぬよう、
今のうちから心の中の「喜び装置」のネジをまいておかなければね。
「貴方と会えて嬉しいわ」「お話ができて楽しかった」「貴方と一緒にご飯を
食べると本当に美味しい・・・」など、私が女性に恋する時って、単純だけど
こんな優しい言葉を聞いた瞬間かもしれないわ。(って、何度も言うようだけど、
私はレズじゃないからね) 何て言うのかな、自分と一緒にいることを相手が
喜んでくれているなと感じる時なんだ。一人はしゃぎをされてしまうと気分が
萎えちゃうけど、相手の目をきちんと見ながら関りを喜ぶ女性って、同性異性に
関らず、必ず多くから愛されると思う。 だって、皆、相手の喜ぶ顔って見たい
よね。見てると嬉しくなるし、また相手を喜ばせてあげたいなって思うし。そんな
お互いの嬉しさの相乗効果で女の美しい柔軟さや優しさにグングン磨きが
かかるんだろうな。
・・相手を否定しないだけでなく、上手に肯定し、心から嬉しがれるという余裕
たっぷりの癒し系美人・・。混沌とした今の時代、こういった柔軟な感性をさりげ
なく表現できるってことが、モテる女モテない女を左右するのだと思うわ・・・。
・・・30過ぎて人生何もかも知り尽くしてしまったかように醒めた目で世の中
を眺め、諦めムードの疲れた表情で口角を下げてる場合なんかじゃないよね。
女が本来持っている特有の柔軟な感性を退化させてしまわぬよう、まずは
喜び上手な女性を目指してみよう・・・と、「おかあちゃん、ポンポン作ってくれて
ありがとう!」と素直に嬉しがって抱き着いてくる、無邪気な娘の姿を見ながら
しみじみと考えたのでありました。
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☆赤ちゃんを産む、産まない☆
最近続々と妊娠、出産の報告が届く。今朝も友達から3人目が女の子だと
わかって嬉しいメールが届いた。(上が二人とも男の子なものでね) たとえ
女3人でも男3人でも我が子の可愛さって、変わらないんだろうけどね。
女の30代は、繁殖の時期というか、初産の方は勿論、二人目、三人目への
挑戦の時期でもあって、小さい子を抱えながらの妊娠出産は、それはそれは
大変なことでね。ただ、女性だから子どもを持って当たり前だとか、赤ちゃん
を産んでやっと一人前だという意見は、あまり納得できないけど・・・。
何故か女性って、子どもを持つ持たないで、お互いがそれぞれの生き方を
否定してしまう傾向があるんだよね。(専業主婦と働く女性がお互いを否定
しあうのと同じようにね。本人が幸せなら、他人がそう目くじら立てなくても
どっちだっていいことなんだけどね。) 自分に子どもがいると、同じように
子どものいる人と接点を結び、仲良くなる。そして、「やっぱり子どものいない
人にはこの苦労はわからないんだよねぇ〜」というようなことを言ったり。
でも、世の中には欲しくてもそれぞれの事情で赤ちゃんの産めない女性は
沢山いるし、実は私も不妊に悩んだ時期もあったんだ。原因は不明だったん
だけど、おそらく生理が不順でなかなか排卵しなかったことが原因だったん
だと思う。 結婚4年目で病院へ行き、排卵誘発剤を投与したこともあった。
(でも、全く妊娠の気配はなかった) そんな中、周りの何気ない「お子さんは
まだ?」とかという言葉や、「仕事を続けるのもいいけど、女性としても占い師
としても、子どもを産んではじめて女性の苦労や気持ちがわかることって
いっぱいあるのよ。」と、先輩占い師に言われた時には、さすがに随分
落ち込み、悩んだ。「子どもを産まなければ一人前になれない」という理論は、
なんと残酷なことだろう。
勿論、赤ちゃんを産む事は素晴らしいことだし、女性に与えられた特権だし。
でも、その特権を持てない女性を差別したり、プライバシーに踏み込んだり
するのは、同じ女性としてどうかと思う。 子宮があるから女?なのだろうか?
赤ちゃんを産めることが、そんなに偉いことだろうか?たとえば、子宮摘出手術
をしてしまった女性に対し、「あの人、もう女じゃなくなったのよ」と、陰で言う
のは意外と女性に多いし、可哀相と思う優越感と、自分じゃなくてよかったわ
という残酷さも潜んでいると思うし。
・・・もうそろそろ女同士がお互いの生き方を認め合い、否定しないように
しましょうよね。自分以外の生き方を、「ああそっか、そんな生き方もあるのね・・」
と、余裕をもってみつめられる柔軟さが、女性が本来持っている長所であろう
温かく優しい包容力なんだと思う。 この余裕のある温かい包容力を持つこと
こそが、一人前に成長した大人の女である証だんだと思う。
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☆ 太陽の匂い ☆
鬱陶しい梅雨がやってきたようですね。 朝からずっとジメジメした気候で
洗濯物も乾かないし、お布団も干せないし・・・・ 何といってもこの湿気
でヘアスタイルが決まらないのにイライラします。(髪質が柔らかくてクセ
があるので今の時期はどうしてもまとまりにくくなってしまうのですよね。)
「あ、でもこの服、まだ昨日の太陽の匂いが残ってるよ!」と、息子。
「太陽の匂い・・・?」 と、不思議に思う私。
「おかーちゃん、太陽の匂い、嗅いだことないのぉ〜?」と、逆に驚いた
ように問いかけてくる娘。
・・・皆さん、太陽の匂いって嗅いだことありますか?(笑)
娘と息子が今朝着替えた服は、昨日、貴重な晴れ間に慌てて干した
Tシャツです。 娘や息子のそばへ行き、太陽の匂いとやらをクンクン
嗅いでみましたが、柔軟材の残り香くらいしか匂ってきません。
「雨の匂いも混ざっているから、かーちゃんにはわからないかもな。」
と、笑う息子。何となく腑に落ちない私。 そんな中、
「太陽の匂いが嗅ぎ分けられないのか?それは気の毒だな。(笑)」
と、彼までが新聞を読みながら笑っています。
・・・・で、午前中コーヒーを飲みながら、ボンヤリと太陽の匂いについて
考えていたのですが・・・私なりに結論を出してみました。(笑)
そう、きっと、心が晴れやかで、リラックスしている時、心に余裕のある時、
日常の中の普段は見えないものや聞こえないものが姿を現すのでは
ないでしょうか? 太陽の匂いもその一つだと思います。
・・・その昔、のびのび元気に遊んでいた幼かった頃、美瑛の段々畑や
富良野の広いお花畑で、空気や風の爽やかな甘い匂いにすごく感動した
ことがありました。きっとその頃は、太陽の匂いも当然のように嗅ぎ分けて
いたのだと思います。
太陽の匂いが嗅ぎ分けられる時は、日頃気にも留めなかった日常の
一つ一つに五感が反応し、そこに心地よさを見つけられる、心も太陽の
ように晴れやかで幸せな時なのでしょうね。
・・・・梅雨に入ったばかりだというのに、太陽の匂いを思いっきり嗅いで
みたくなりました。
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