・・・・マリア的感情論
・・・・
私は今まで
貴方の何を見てきたのだろう
心の奥深いところが
音を立てて軋んだ
別れる覚悟もできてないのに
きしきし、きしきし音を立てながら
きっと辛い恋が始まろうとしている
(2001/6/30)
これで終わり
もう追いかけはしない
貴方の遠ざかる靴音に
サヨナラと呟いた
不思議だわ
いつものように涙が出てこないの
・・・きっと貴方の為に流す涙は
全て使い果たしてしまったのね・・・
(2001/6/30)
独りでいるよりはましだから
次から次へと渡り歩いた
気付けば
甘えられる場所など
何処にも残っていなかった
気分次第で繋がって
糸を解いて
やっと根を張れるかと思った隙に
逃げられたり
この馬鹿げた繰り返しから
一刻も早く抜け出さねばと思いながら
今夜もまた
闇の海を泳ぐ私
(2001/6/28)
ああ、いっそのこと
強く突き放してくれたなら
今夜も化粧を落としながら
啜り泣く私
(2001/6/28)
きっと貴方にも私が強い女に映ってるのね
やせ我慢する女ほど
みじめな姿はないわ
独りで生きろと言われれば
生きれないわけではないけど
女心の脆さを見抜ける男は
この世にいないのか
(2001/6/28)
私の右手は貴方の物
ごめんなさい
左手はあげられない
だからこの右手を
大切に握っていて
しっかりと強く
(2001/6/28)
何故だろう
幸せなはずの私の
奥深いところに沈んでいた不純物が
今頃になってどんどんどんどん湧き上がる
開け放った扉から
封じていたはずの言葉が弾け出る
過去の思いを生し返しているわけじゃなく
首をしめられるような苦しみでもなく
それは
突然ぱらぱら降出す天気雨のような
心地よい感触
全ての不純物が一つ残らず弾け出てしまうまで
きっと私は書きつづけるの
別れの唄を
(2001/6/28)
沈黙
まるで囀りを忘れた鳥のように
貴方の前では声が出ない
あの日からずっと
ほんの一瞬の
あの時からずっと
言葉を閉ざす私
それは消してしまいたい記憶
そのまま溶かして雨と一緒に流してしまえたら
見なければ良かった
貴方の心配をよそに
あっけなく壊れてしまった私の心
朧月夜にみる夢は
冷たい風と貴方の微笑み
そして音も立てずに激しく降頻る雨、雨、雨
雫が弾けた
貴方が霞んだ
夜明け前
囀りを思い出す為に
私は消えるわ
声にならない唇が
「サヨナラ」と、微かに動いた
(2001/6/28)
選択
もう少しだけ
このままでいて
溺れていたいの
我を忘れて
正気に戻ると
私が私じゃなくなっちゃうから
傷ついていないつもりでいたわ
見ていたものは幻
これが最後の痛み
貴方の心は別の場所にある
ああ、何も感じない女になれたなら
雨に頬杖ついて
心が濡れるたび
嘘を覚えた
作り笑いが逃げ場所だった
だからもう少しだけ
このままでいて
少し傷んだ私の髪を
優しく触れる貴方の指先
みつめ合えば良かった
貴方の胸を叩きながら
別れの苦しさを選ぶ私
(2001/6/26)
ジェラシーな男 Mr. Y
男に守られ気分を害する女はいない
大切にされていた頃は正直有頂天だった私
しかし、いつの頃からだろうか?
守ってくれているはずの男に
膨張したエアバッグの如く息苦しい圧迫感を感じ始めたのは
私を守ろうとする意識が過剰になってきた
スカートの丈が短すぎる
メイクが濃すぎる
こんな服を着ろ
男友達とは会うな
俺の言う通りにしろ
行動範囲も制限し始め
どんどんウザくなってきた
「私はもう子供じゃないんだから、指図は止めてよ。」
「・・・ふっ・・・君は甘いよ。男の怖さを知らないんだ。」
・・・こりゃ相当ヤバイ・・・
怖いのはお前だ
ああ、この男から一刻も早く避難しなければ!
ジェラシーな男Mr.Y
修羅場になる危険性が極めて高い男
ここは一つタフな男友達数人に付き添ってもらおう
逃げれば益々追いかけてくるだろうから
警察や弁護士への依頼も覚悟の上だ
「もう会うつもりはありません」
相手が泣こうが喚こうが怒り狂おうが脅そうが、私に言える言葉はただ一つ
「もう会うつもりはありません」
相手はブチ切れ逆上状態で非難と中傷の嵐を巻き起こす
「もう会うつもりはありません」
けたたましい叫び声の中
「もう会うつもりはありません」
私は壊れたレコードと化し
ひたすら冷静に同じ言葉を繰り返すだけ
(2001/6/21)
決心
今夜もまた雨
貴方の背中にもたれかかり
ぼんやり窓の外を眺める私
ありふれた出会いじゃないから
忘れずにこのままいたいけど
「ねえ・・・」
私の言葉を封じるように
貴方は振り向き唇を重ねる
終わらせたいのに
また貴方に呑みこまれてしまう
とっくに夢から醒めてるのに
このままじゃ寄り添うしかない
無造作に捨てられたキャミソール
煙草の匂い
まどろむ私
雨が止んだら切りだそう
今度こそ、雨が止んだら別れを告げよう
(2001/6/17)
心変わり
寄せてはかえす波のように
何となく貴方と二人生きてきたけど
「そろそろ潮時なのかしら」
雲行きの怪しい空を見上げ
そう呟いてみた
運が良いのか悪いのか
夏の予定はまだ決めていないし
最近は決め事の度に
口論が絶えないし
紫陽花の色が移り褪せていく
貴方と生きる意味が
わからなくなった
生ぬるいくちづけは苛立ちを煽るだけ
絡めた指を一本一本解き
ほのめく夏の匂いを感じながら
「サヨナラ貴方」
嫌いになったわけじゃないの
孤独よりマシだからと
色褪せた恋にしがみつくのは
みっともないから止めにしましょう
砂の城が雨に崩れた
ぬかるみをさまよい歩きながら
其々の明日に辿り着きましょう
明日を信じて別れましょう
(2001/6/11)
嘘
苦し紛れについた言葉が
こんなにも貴方に影響を与えてしまっただなんて
貴方との関係に泳ぎ疲れ
ちょっと息継ぎをしたかっただけなのに
みるみるうちに充たされていたはずの海水が干上がり
泥水を掴みながら叫ぶ私
お見合いするなんて嘘なのよ!
そんな唇もカラカラに渇き
どんどん息ができなくなってくる
そんな私に振り向きもせず
いつもの優しい笑顔を一滴も見せぬまま
このひび割れた地を
貴方は静かに去って行った
(2001/6/4)
はにかみ
言葉が気持ちに追いつかなくて
肝心な時に黙ってしまう
貴方が通りすぎてしまう前に
貴方を振り向かせるだけの
言葉の勇気が欲しい
(2001/5/31)
忘れ物
一人ぼっちの宵闇が
冷たく心に凍みてくる
貴方を想い出にする事など
できるはずがない
切なさが募るにつれて
愛がだんだん無口になる
時間の狭間に落としてきた大切な宝物を
拾いに戻る事はもうできないのだろうか
(2001/5/31)
片思い
まるで光の微粒子を
全て集めたかのような
貴方のオーラが眩しくて
まるで太陽のように
反射する輝きが眩しくて
なかなか貴方に辿り着けないでいる私
(2001/5/30)
ステータスな男 Mr.M
財力や手柄をしつこいほど自慢する
誰も聞いてないのに「俺」の話しがエンドレス
話題は所有物、社会的地位、あげく友達の職業自慢にまで至る
でも、さほど親しくもない感じの人を友達のように言うのは謎
昔の恋人の事まで自慢する
でも、過去の恋愛がどんな風に破局したかは謎
段々怖くなってきた
段々謎が解けてきた
見掛け倒しはいつこちらに倒れこんでくるかわからない
怪我しないうちに離れよう
「ごめんなさい。住む世界が違いすぎて、貴方にはついていけそうもないわ」
「・・俺のような男とはもう二度と逢えないよ。」
翌朝、早速社内では私がMに振られたという噂で持ちきりだった
気にする事はない
私さえ真実を知っていれば十分だ
ステータスな男 Mr.M
貴方は今でもあの自慢のジャガーに女を乗せて走ってるのだろうか
コンプレックスの魂を隠し持ち
「俺」をアピールし続けてるのか
(2001/5/18)
雨
例えば口紅の色を鮮やかに変えてみたりしても
私の心は一向に晴れやしない
一日中こうしてただ悶々とした時を
窓越しに降る雨を眺めながら
思う事といえば
浮かんでは消えゆく貴方の姿
雨脚が激しくなってきたのか
それとも私の涙でそう見えるのか
よくわかんないや
・・・明日も雨かな・・・
(2001/5/14)
紫陽花 U
張り詰めた空気が
二人の間を徐々に凍らせる
何故だろう
笑顔の君が大好きだったはずなのに
涙が多いね
困らせてるんだね
癒せぬ傷などないと信じていたんだ
一緒にいるだけで痛みを分かち合えると信じていたんだ
でもこのままじゃ君の心は張裂けてしまう
愛しているだけじゃ駄目なのだろうか
外は冷たい雨
傷だらけの世界など流してしまった方がいい
涙と雨と共に流してしまった方がいい
・・・紫陽花を見るたび
君の溢れる涙を思い起す
君に背を向けてしまったあの日
激しい雨にうたれながら
未練タラタラ何度も何度も振り返り
君が追ってくる事を期待していた愚かな俺
あの時雨さえ降ってなければ
君は俺を追ってくれただろうか・・・・
(2001/5/10)
紫陽花 T
張り詰めた空気が
二人の間を徐々に凍らせる
何故だろう
いつもあんなに沢山の言葉が絡み合っていたはずなのに
言葉が足りないよ
届かないよ
フリーズしてしまった心
震えたまま動かないよ
外は冷たい雨
ねえ、二人の愛も流されていくの?
雨音に言葉さえもかき消され
こうして見詰め合ったまま流されていくの?
・・・紫陽花を見るたび
貴方との別れを思い起す
激しい雨の中姿を消してしまった貴方
あの時、雨さえ降っていなければ
雨音にさえ邪魔されなければ
小声で必死に叫んだ「行かないで」が
貴方の心に届いていれば・・・・
(2001/5/7)
試み
私ってこんなにも意地悪なのよ
そう言って貴方に悪戯しても
それでも好きだよって
貴方はいつも笑って言うから
だからもっともっと意地悪して
確かめてみたくなるの
(2001/5/5)
偽り
貴方を通して彼に会っていた
貴方を通して彼を見ていた
そして今でも
貴方を通して彼の影を感じている
友達同士って、仕草や口癖が良く似るものね
そしていつか
罰を受ける日が来るね
(2001/5/4)
ライン
繋がる理由など考えないで
惜しみなく愛の言葉を叩きつけて
貴方はまだ全てが想像上の砦
語りきれない魂が自由に行き交う
文字と文字が溶け合って混ざり合い
一つになった
止めどなく思いが流れ落ち
溢れ出る言葉の嵐をくい止める為の
パスワードは甘い雫
想像上だけでは終わらせない
言葉が色褪せてしまわぬうちに
貴方の瞳を感じたい
・・・そして今、とある町のコーヒーショップ
高鳴る胸の鼓動
揺れる思い
オフライン5分前
(2001/5/1)
決心
良く考えればわかること
元々自分のモノではなかったんだ
だから辛くなんかない
嘆く必要もない
無からは何も生まれない
夢を見ていたんだ
それも他人の夢を自分の夢のようにね
虚しく浅はかな過去を捨て
これからは少なくとも
自分が描く夢を見るわ
真実が見えなかった
貴方のパラダイスに
決して私は入れない
そして新たな人生が、今ここから始まるの
そう、私のパラダイスが今ここからスタートするのよ
(2001/4/29)
陰影
鮮やかに色づいた瞑想の奥深くに
愛を知らない君が舞い降りる
輝きながら、微笑みながら
最愛の君が瞳に触れる
掴めない
届かない
君の思い
追いやっても
逃げ出しても
付き纏う宿命
繋がりたくても繋がらないのに
君がボクを離さない
理由もなく君はボクと戯れる
今宵もまた夢の余韻に震える予感
(2001/4/27)
哀愁
いつかの記憶が甦る
突然溶け出してきたあの日
冷たい風が心を突き抜け
遡る思い
情景が色づき
瞬く間に消える
満ち足りた一瞬に
虚しさが残る
止めど無く繰り返される君からのメッセージ
消えないで、ボクの心
愛の唄が聞こえる
泣かないで、キミの心
記憶が暮れていく
夕闇に消えていく
もう届かない
もう響かない
(2001/4/25)
赤い糸
夜空に散らばる無数の星は
全て違った形をしている
名前も居場所すら知らないけれど
私がずっとずっと探し求めていたのは
貴方だった
宇宙の秩序がからみあって
天体が甘い蜜の雫を垂らし
流れ星がスッと横切り
願いを込める
銀河を目の前に
貴方以外の人は皆一緒
全てが変わり
新しく始まった
貴方の瞳に私が写る
からみ合った糸を解きほぐすように
世界がぐるぐる回り始めた
誰も止める事はできない
やっと願いが叶ったのだから
(2001/4/24)
洗脳
自分が上手くやってると思っている時に限って
頭はどうかしているものなんだ
いつだってこんな風
いつのまにか主導権は彼女が握り
ボクの魂をガツンと突き動かす
ボクは彼女に踊らされている
目的は何なんだ?
雲行きが怪しくなって来た
網にかかってしまったのか?
満ち足りた幸福感の中で
コントロールを失い
清らかだったはずの彼女に
グイグイ魂を吸い取られてしまうんだ
いつのまにか夜の女王と化してしまった彼女に
(2001/4/23)
感触
この感触だけは真実
魂が反応し
ボクがボクである為に
君を求める
この感触だけが
ボクをもちこたえさせてくれる
君の瞳は命の泉
君の唇は愛の力
君の肌は魂の砦
君はボクの人生の光
現実の世界をいともたやすく吹き飛ばしてくれるんだ
(2001/4/23)
待惚
良くも悪くも
二人の間には色々な変化が起きたね
昨日より君が遠い
指の隙間から君が少しずつこぼれ落ちて行く
きっと二人は道に迷ってしまっただけなんだ
二つの魂が何処かで擦違ってしまったんだ
君と一緒にいられる為ならどんな事でもするさ
君に手を伸ばす為ならどんな苦痛にも耐えられる
終わらせる事などできないよ
どうして君は自分の道を見つけられないんだ?
置き去りにした魂を取り戻しておいでよ
ボクはいつまでも待っているから
君を信じて ここにいるから
(2001/4/23)
欲望
夜が明ける前に
君は静かに部屋を出て行く
ボクは気づかぬ振りをし
悟られぬよう寝返りをうつ
いつものように君に背を向ける
君は確かにボクのものになった
君がいつもの生活に戻って行くまでは
もうすぐ君は起き上がり
音も立てずに去って行く
彼がいつものように君を待っている
君ナシで浴びる太陽
昼下がりの公園
一人ぼっちの午後
君は今頃、彼と何を語り合ってるの
ボクが君に近づいたのだから
ボクには何も言う権利は無い
一言語れば
きっと君は永遠に去って行く
陰の中で生きるのが
これほど辛い事だとわかっていれば
そんな思いを掻き消すように
日は少しずつ暮れて行き
もうすぐ闇の中から美しい笑顔の君が
またボクを包みにやって来る
(2001/4/22)
不用意
いったい何処へ行ってしまったんだ
必死に彼女を探しまわる
叫びながら街を歩く
こんなことになるだなんて
夢にも思っていなかった
嵌められたのはこの僕だっただなんて
今の今まで気づかなかったよ
いったい何処へ行ってしまったんだ
これほど大胆な刻印を残し
甘美な皮肉と共に彼女は消えた
でもボクは諦めない
絶対にこれで終わらせはしない
彼女はボクの最後
叫び狂いながら街をさまよう
(2001/4/21)
策略
罠にかけられたのだろうか
どうやって始まったのかわからない
こうなってしまったことしかわからない
眼差しに魔法をかけられたのか
もう、ボクは自分を救えない
地獄であり天国
終わりであり始まり
拷問と官能の狭間で
ボクはどんどん落ちて行く
愛してるわと囁きながら
果実のような接吻を交わし
いきなりボクの唇に噛付くんだ
もう、その炎から逃げられない
誰もボクの助けが聞こえない
(2001/4/19)
喪失
もう随分話しこんでしまったね
独り善がりの演説で
君を悩ませるのはもうやめよう
こんなにも時は流れ、過ぎ急いでるのに
ボクはまだ、慣れていないんだ
人生は続かない
君なしでは
ボクは果たして生きているのだろうか
時折自分の呼吸を確かめる
胸にそっと手を当てると
わけもなく涙が溢れてくる
ボクはまだ、慣れていないんだ
人生は続かない
君なしでは
(2001/4/17)
憩い
「じゃ、またね」 が、さよならの言葉
誰も貴方を引きとめられない
最初から期限付きの恋だった
最初から嘘だとわかってたはずなのに
何故だろう
涙が溢れて止まらない
(2001/4/15)
慰め
日が落ち、夜が更けてくると
貴方がどんどん恋しくなるの
時が刻々と、まるでメトロノームのように暗闇を刻むたび
貴方を感じずにはいられなくなる
不安と孤独でいっぱいになる
貴方がくれる抱擁だけが
世界は大丈夫なのだと私の心を鎮めてくれるから
(2001/4/15)
恨み
うんと悪口を言いふらしてやるわ
今よりずっとずっと綺麗になって見返してやる
そして貴方よりももっと素敵な恋人を探すの
・・・・・・・・
でもね、一番の復讐は
貴方を許す事
そして、貴方を忘れてしまう事
(2001/4/13)
虜
全てを失う覚悟で
君が欲しいと素直に打ち明けられたなら・・・・
真っ暗な螺旋の森に迷い込み
不安と焦りに震える僕を
君はそっと手招いて
軽やかな光で導きながら
僕の心を根こそぎ抉り取る
ああ、どんどんバランスが崩れていく
このままだと、いつかは君に焼き殺されてしまう
(2001/4/13)
架空
いつの頃からだろう
悪い恋を憶えては
眩むように輝いて落ちるまで
嘘に嘘を重ねながら
秘密がどんどん増えていく
桜吹雪に心はざわめいき
潮時なのだと予感する
刹那的な恋の終わり
(2001/4/12)
失恋
どうして君を行かせることができる?
たった今までここでこうして抱き合っていたのに
僕は君を黙って見送るしかないんだね
僕らは確かに愛を分かち合った
僕が本当に心を許したのは
君一人だけなのに
あと10年遅くに知り合っていたら
いや、もうよそう、無駄な妄想は
確かなのは、今、君が去って行く事
僕はここに立ちつくしている
ぽっかりと穴のあいたここにずっと
君はきっと、もう二度と戻っては来ない
僕のこの思いを残酷に絶ち切るように
君を乗せた飛行機は
静かに夜の闇へと消えて行った
(2001/4/11)
解放
とりあえず写真を処分しなきゃ
まだ側に貴方がいるような
虚しい私の微かな希望
あの頃は永遠の愛を信じていたのよ
何もかも消えて行く
貴方ナシの一日がまた始まる
これからが一番辛い時
縋ろうとする心を解放つ時
がまん、がまん、がまんだよ
私の心
一人きりで生きて行く為に
早く覚えなければね
別れの美学
(2001/4/9)
恋の予感
私とうまくやりたいのなら
掟は全て破る事よ
鍵の隠し場所を教えてあげる
遠い世界へ飛ぶ為の
だってほら、もうすぐそこに
予期せぬ出来事が起こる兆しが見えてるわ
恋の魔力に溺れる時がすぐそこまで来ているの
準備はいい?
よそ見しないでしっかり私についてきて
(2001/4/8)
後悔の予感
ツケは高くつくわ
もうすぐ真実が見えてくるはずよ
残念ね
悲しんでいるのは貴方の方
知ってる?
こういう事は巡り巡るの
もうすぐ雨よ、気をつけてね
(2001/4/8)
運命
僕の五感を一つずつ埋めていく
彼女の匂い
瞳の色
考えているだけで
あっという間に一夜が明ける
触れ合うたびに
狂おしい気持ちに
参ってしまう
奇跡のように、まるで運命の如く
想い出のように響くその声
それは遠い遠い過去からのもの
きっと最初からわかっていたんだ
もう一度愛せると
そう、もう一度、こうして愛し合えることを
(2001/4/8)
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